地殻変動、地盤沈下、洪水、森林火災といった災害の数々。 自然の動きは私たちの生活と密接にかかわります。

その実態を知り、防災に備えていくためには衛星データが欠かせません。

水害

2019年台風19号
埼玉県川島町ほか

  • 令和元(2019)年10月6日に発生した台風19号(ハギビス)は12日(土曜日) 午後19時前後に静岡県伊豆半島より上陸した。

    上陸直前の中心気圧は955hPa、最大風速は40m/sと大型で強い勢力の台風は、関東甲信地方、東北地方などで記録的な大雨となり、甚大な被害をもたらした。

    埼玉県においても荒川水系の河川などで災害(決壊、溢水)が発生、100棟を超える全壊など7000棟を超える住宅が被害を受けた。
  • 2019年台風19号埼玉県川島町ほか

斜面崩壊

平成30年北海道胆振東部地震 北海道厚真町ほか

平成30(2018)年9月6日(木曜日) 午前03:07、胆振地方中東部を震源とするマグニチュード6.7の地震が発生。震源地に近い厚真町で震度7、安平町・むかわ町で震度6強を記録した。

この地震により、道路、河川堤防などの社会インフラに被害を及ぼしたほか、札幌市清田区では、宅地の液状化による家屋の被害が発生した。

なかでも、厚真町を中心に斜面崩壊、地すべり、土石流などの土砂災害が多発し、この地震による死者42名中36名の人的被害が土砂災害によるものであった。

震度6強以上を記録した厚真町・安平町・むかわ町における土石流等は94件、がけ崩れは116件。日高幌内川においては斜面崩壊土砂が河川をせき止める河道閉塞(天然ダム)が発生し、決壊による二次災害が危惧された。

【参照】内閣府防災:平成30年北海道胆振東部地震に係る被害状況等について
http://www.bousai.go.jp/updates/h30jishin_hokkaido/pdf/310128_jishin_hokkaido.pdf

添付ファイルの説明
・解析にSentinel-2画像を使用
・災害前の画像 2018/06/07、災害後の画像 2019/05/18
・NDVIの差分解析を行った(閾値0.3以上を変化域に抽出)
・植物歴を合わせるため、比較画像に約1年の間隔が開いているため、抽出した変化には、伐採や災害復旧等の人工改変を含む
・背景には、地理院地図と地理院撮影の空中写真オルソを使用
・添付ファイルについて
 - ()書きで相当縮尺をファイル名に記載している
 - QGISプリントコンポーザーで、150dpiでpng出力
 - 全域と瑞穂ダム周辺の拡大の2種類

山火事

平成14(2002)年4月発災 岐阜県岐阜市東部・各務原市

平成14(2002)年4月5日(金曜日)、岐阜市東部にある権現山一帯で大規模な林野火災が発生。

林野火災の被害面積は約410haと、東京ドーム(約4.7ha)換算して約87個分という、岐阜県における過去最大規模の林野火災となった。

出火日時平成14(2002)年4月5日13時10分 鎮火日時平成14年4月6日16時15分(約27時間後) 出火原因不明

被害面積合計409.73ha 内訳(岐阜市250.43ha、各務原市159.20ha、関市0.10ha)

樹木が被害を受けた区域面積209.33ha 内訳(岐阜市110.37ha、各務原市98.86ha、関市0.10ha) 被災前の林況大部分がアカマツを主体とした天然林

所有形態別等:民有林209ha、国有林0ha

樹種:天然林(アカマツ等林齢20年から80年)、人工林(スギ・ヒノキ林齢10年から40年)

【参照】岐阜市東部・各務原市林野火災(2002年(平成14年)4月5日、6日)
https://www.pref.gifu.lg.jp/kurashi/bosai/shizen-saigai/11115/siryou/H14-gifu-kakamigahara-rinyakasai.html

添付ファイルの説明
・解析にLandsat-5画像を使用
・災害前の画像 2001/04/23、災害後の画像 2002/07/31
・NDVIの差分解析を行い、災害後のカラー画像と比較して誤抽出箇所を削除
・添付ファイルについて
 ”_大縮尺”は1:25,000、以外は1:50,000
 “重畳無”は解析結果との重ね合わせなし、 “重畳有”は解析結果との重ね合わせあり
 QGISプリントコンポーザーで、150dpiでpng出力

過去の災害観測

過去の災害観測データを確認することができます。

災害観測